女性の脚
  • ホーム
  • イトリゾールとパルス療法とは?

イトリゾールとパルス療法とは?

脚にクリームを塗る女性

カビや酵母が原因となる感染症の治療薬として処方されるイトリゾールは、イトラコナゾールと呼ばれる成分を含有したトリアゾール系の抗真菌薬です。
真菌は細菌やウイルスと同じ原生微生物のひとつで、それぞれ独立した性質を持つため、治療には対応した医薬品を使用する必要があります。
真菌は白癬菌やカンジダといったものがあり、主に有名な症状は手足に感染する水虫でしょう。
トリアゾールは水虫などの真菌が原因となる症状を治療するために使用される医薬品で、主にカプセル錠を使用した内服薬となっています。
服用することで有効成分が溶け出し、全身に作用するので塗り薬では完治しにくい水虫や、臓器に感染する症状の治療に用いられます。
内服薬は副作用のリスクが高まることから処方することが躊躇われるのですが、イトリゾールは副作用が比較的少ないため、採用する病院も多いようです。
イトリゾールの性質として皮膚を構成するケラチンとの親和性が高く、爪や皮膚に成分が移行する性質を持つことから、連続して服用しなくても済むパルス療法を使用します。
パルス療法とは短期大量間欠療法とも呼び、一定の期間で集中的に服用し、また別の期間で休薬するという方法です。
イトリゾールを使用したパルス療法は、1ヶ月の間に1週間だけ毎日服用をして、残りの3週間は飲むのを止める方法で、1ヶ月を1サイクルとして3回繰り返すようにします。
血液中の成分はすぐに消失しますが、爪や皮膚といった細胞に移行した成分は残るので、継続して飲む必要はなく、およそ1年間は効果が持続すると言われています。
独特の治療法ですが、従来の治療薬では半年ほど毎日飲み続ける必要があったのに対し、イトリゾールは3ヶ月で済むことから副作用のリスクが軽減され、短い期間で治療が完了します。

関連記事